逆流防止ダイオード(ブロッキングダイオード)
ソーラーパネルを複数枚接続するには、「バイパスダイオード」と「逆流防止ダイオード(ブロッキングダイオード)」の2種類があります。
ダイオードというのは、電流が一方方向のみに流れるようにする半導体のことです。
逆流防止ダイオードは、ソーラーパネル同士を並列接続する際に考慮すべきダイオードです。並列接続している各系統(ストリング)のうちいずれかで、何らかの原因により発電ができなくなった場合、他の系統で発電された電流が逆流して流れ込み、電力を消費することとなります。もし流れる電流の量が大きい場合、発熱・焼損のリスクもあります。対策のひとつとして、各系統ごとに逆流防止ダイオード(ブロッキングダイオード)を設置して、他系統からの電流逆流を防ぐことができます。