CIGS太陽電池
CIGS太陽電池(しーあいじーえすたいようでんち)
CIGS太陽電池とは、銅(Cu)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、セレン(Se)の4つの元素を主原料とする薄膜太陽電池で、その名称は4つの主原料の頭文字であるC,I、G、Sを組み合わせたものです。
CIGS太陽電池はシリコンの代わりに、この4つ元素を混ぜ合わせた化合物を使い、シリコン同様の半導体になります。
結晶シリコンに比べて光を吸収しやすく、光吸収層が薄いにもかかわらず高い発電能力を発揮するため、製造コストの低い太陽電池として注目されています。
CIGS太陽電池の特徴
- 高い変換効率
- 光劣化がなく長期信頼性に優れる
- 低コスト
- 優れた耐放射線特性
- Na 効果による変換効率と歩留まりの向上
- 優れた意匠性
- 安全性
- 超高純度は必要でない