BCP対策 3つの目的
1.従業員を守る 災害や感染などから、従業員の生命や健康を守る。これが最も重要な目的です。従業員を守る為の取組例 【地震対策】建物の倒壊を防ぐための耐震や免震への取組み 【自然災害対策】避難場所/避難経路の確保、避難訓練の実施 【感染症】感染を防ぐための通勤やテレワークの整備.事業を守る 事業を守る 従業員の生活や取引先の事業継続にも大きく関わってきます。事業を守る為の取組例 ・被災時に優先して残す事業を選定して対策を検討しておく。・非常用電源を整備し、操業停止期間を最小限に食い止める。・テレワーク環境下でも事業継続できるようシステムや体制を構築しておく。 2.企業価値を高める BCP対策は「企業としての競争力を高める」ことにも繋がる。東日本大震災による倒産の89.3%は間接倒産によるもの。「災害に遭ったら倒産するリスクが高い」企業との取引は極力避けたい。 BCP対策している企業は、対策していない企業よりも取引先として選ばれやすくなる。「企業価値を高める」ことに繋がりる。 3.CSR BCP対策 をしっかり行い従業員や サプライチェーン を守る姿勢を社会に示すことは、企業イメージ向上にも繋がりる。特に「地域社会への取組み」例えば企業が再エネを導入し災害時の電源を確保した際に、それを地域の方々に開放することで、地域貢献を実現することができる。特に地域と関わりが深い企業は「いざという時に何もしなかった」ことが企業イメージを損なうことに繋がる。