【法人向け】事業用ソーラーカーポート設置に使える補助金は？
（最終更新日：2022/04/13）
産業用ソーラーカーポート設置に使える補助金
ソーラーカーポートの導入には、基礎工事・架台工事・カーポート・ソーラーパネル・パワーコンディショナー・その他周辺機器の費用が必要です。
政府は「PPA活用など再エネ価格低減等を通じた地域の再エネ主力化・レジリエンス強化促進事業」の取り組みの一環として、ソーラーカーポートの普及を促進することを目的とした補助金事業を実施しています。ソーラーカーポートを設置する際の費用が一部補助される補助金制度についてご紹介します。
政府はソーラーカーポート普及を促進
再生可能エネルギー事業者支援事業費
建物屋根の上や空き地以外の場所にソーラーカーポートなど自家消費型太陽光発電設備や蓄電池を導入する民間企業や自治体、社団法人など事業者を対象に、環境省が主体となって実施した補助金制度です。申請は公募により行われ、申請が通ると経費の3分の1（上限1億円）が補助金として交付されます。
駐車場を活用した自家消費型太陽光発電設備（ソーラーカーポート）の導入を行う事業
建物屋根上や空き地以外の場所を活用したソーラーカーポートなどの自家消費を目的とした太陽光発電、及び蓄電池システムの導入を行う事業に設備導入支援を行う。
・建物屋根上や空き地以外の場所を活用したソーラーカーポートなどの設備であること
・平時において導入場所の敷地内で50％以上の自家消費が可能であること
・パワーコンディショナの出力合計が5kW以上かつ、積載率は1以上であること
・固定価格買取制度（FIT）による売電を行わないものであること
■ 太陽光発電一体型カーポート：太陽光発電モジュール一体型カーポート、基礎、接続箱、 パワーコンディショナ、配線
■ 太陽光発電搭載型カーポート：太陽光発電モジュール、架台、カーポート（太陽光発電モジュールの土台となるものに限る）、基礎、接続箱、パワーコンディショナ、 配線
・水上太陽光：太陽光発電モジュール、架台、フロート、ブリッジ、接続箱、 パワーコンディショナ、配線
■ その他：太陽光発電搭載型カーポート、太陽光発電一体型カーポート及び 水上太陽光と同程度の補助対象範囲として協会が認める設備 ・定置用蓄電池：目標価格及び蓄電池の条件に適合するもの
■ ソーラーカーポート：補助対象経費の3分の1（補助金交付額の上限は1億円）
■ 車載型蓄電池：蓄電容量(kWh)÷２×４万円（上限額あり）
■ 充放電設備･･･補助率２分の１（上限額あり）
■ 充電設備：補助率２分の１（上限額あり）
【提出期間】
■ 1次公募 令和4年3月18日（金）～令和4年4月28日（木）午後5時まで （必着）
■ 2次公募 令和4年5月9日（月）～令和4年5月31日（火）午後5時まで （必着）
■ 3次公募 令和4年6月6日（月）～令和4年6月30日（木）午後5時まで （必着）
■ 4次公募 令和4年7月6日（水）～令和4年7月29日（金）午後5時まで （必着）
出典：一般社団法人 環境技術普及促進協会「令和3年度（補正予算）二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金『駐車場を活用した自家消費型太陽光発電設備（ソーラーカーポート）の導入を行う事業』
まとめ
ソーラーカーポートは、EVなど電気自動車や蓄電システムの需要が急速に高まっていることに加えて、建物屋根に太陽光パネルの設置が難しい場合や、太陽光パネル増設の場合にソーラーカーポートを導入する手段として、注目を浴びています。
ソーラーカーポートの導入は、政府も促進しており、補助金が適用できる場合があります。
ソーラーカーポートにも初期費用や保守メンテナンスなどの維持費が不要なPPAモデルもございます。
ユニバーサルエコロジーでは、お客さまのご要望や環境や応じた太陽光発電システムをご案内させていただいております。お困りの点や不明点、経営課題など弊社にご相談ください。
太陽光による発電は、現在問題になっているCO2排出の対策にもつながります。企業が排出するCO2の量を削減するためにも、ソーラーカーポートの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
導入メリットや導入前の失敗事例と注意点、経費削減、他社比較の重点ポイントなど詳しく解説
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